- USBメモリに FreeNAS の (iso ではなく) img の方を書く。
- USBメモリから起動して、シングルユーザモードにする。
- # sysctl -w kern.geom.debugflags=0x10
- # dd if=/dev/(USBメモリ) of=/dev/(内蔵SSD) bs=1m count=2000
ハマリポイント:
- USBメモリに iso を書いても起動できない。(あたりまえ)
- kern.geom.debugflags = 0x10 しないと書き込みが許可されない。
FreeNAS の第 4 パーティションを広げる手順。
- シングルユーザモードで起動する。
- # sysctl -w kern.geom.debugflags=0x10
(ここで必要かは、正直不明) - # gpart resize -i 4 -s (サイズ) /dev/(SSD)
サイズは gpart show して表示されるサイズから計算。
今回は少し余らせた。(growfs のバグに気づかなかった為) - # newfs -L FreeNASs4 /dev/(SSD)s4
- # mount -uw /
- # mkdir mnt2
- USBメモリ挿入。
- # mount /dev/(USBメモリ)s4 /mnt2
- # mount /dev/(SSD)s4 /mnt
- # cd /mnt2
- # cp -a * /mnt
- umount するなりして再起動
ハマリポイント:
- growfs はバグがあるので使えない。(2日つぶした)
kern/170431: Partition resize and growfs destroys label entry in /dev/ufs
なので newfs して書き戻す必要がある。 - インストール直後でないと上記手順は使えない。/data の中身をどこかに退避できれば、同じ考え方で行けるかもしれない。
この後の手順。
- コンソールから、ネットワークの設定。IPv6 の設定は後からGUIでやるほうが簡単。
- 以下GUIから、Account - Admin Account - Change Password で パスワード設定。
- Network - Global Configuration から Hostname 設定。
- Network - Interface 設定。IPv6 設定。
- System - Settings - General から Language, Timezone 設定。
- System - Settings - Email 設定。root のメールを自分宛に設定して、テスト。
- Storage - Volume でボリューム作る。プールとデータセット。
- ssh で入れるようにする。
- home ごにょごにょして パッチ作るとか。
- /boot/loader.conf に speaker_load="YES"
- このへんから speaker.ko をもってきて /boot/kernel/ にコピーしておく。
ftp://ftp.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/releases/amd64/ISO-IMAGES/8.3/FreeBSD-8.3-RELEASE-amd64-bootonly.iso - /conf/etc/base/rc.local, rc.shutdown.local でスピーカを鳴らす。
- CIFSなりなんなりの設定。
共有にアクセスするユーザを制限するには、高度な設定で、
valid users=(ユーザ)
ハマリポイント: CIFS 設定したあとで追加したユーザは、smbcontrol smbd reload-config しても、CIFS サービスを再起動しないと passdb を再読み込みしてくれないようで、認証に失敗する。 - pkg_add -r php5
- ftp でユーザホームではなく共通ディレクトリに chroot するには、
<Global>
DefaultRoot (共通ディレクトリパス)
</Global>
を高度な設定で追加。
正直 FreeNAS 0.7 より使いにくくなってる感。
それとも、危険な操作をできなくしたってことかなあ。
困りポイント(自業自得も含まれます):
- ファイルマネージャが無くなった。シェルに降りないと共有用のディレクトリさえ作れない。データセットをたくさん作れ、ということなのかも。
- php がインストールされてない。pkg_add。
- /home が存在しないディレクトリにシンボリックリンクされてる。
- ユーザの home に /home 以下のディレクトリを指定できない。python をパッチした。(またか)
- /mnt で始まるマウントポイントを作ると、ディレクトリ選択肢に出るけども、設定できない。
- 起動音、終了音が鳴らない。
- SMARTの対象に、システムを入れたディスクが指定できない。
- GUI、見た目はともかく、機能がしょぼい。チップヘルプも少ない感。
- ログを GUI から確認できない。
- GUI のツリーメニューがピヨピヨしてうざい。
- ping とか打てない。全部シェルから。えーと。
- シェルウィンドウはいいんだけど、設定見ながらとかできないから、ssh の設定を最優先ってことでいいですか。
- レポートメールをいつ、なにを送るかをどうやって設定するの?
(フォーラムでも指摘されてる。) - cron まんまの時間指定はどうにかなりませんか。まえも cron だったけどもう少しわかりやすかった気が。
- ZFS 採用のくせに、メモリ使用量を確認するにはグラフを下までスクロール、とか勘弁して下さい。
良い点:
- GUI からアップグレード出来るっぽい(やってはいない)
なにもかもなつかしい・・・
ここまでで使えることがまあ分かったが、NAS4Free にしようか考え中。